モータの理論式には様々な三角関数(sinやcos)が登場します。その位相角は時間を表現するものと空間を表現するものがあり,それらを混同して考えると理論式への理解が不十分になってしまいます。本記事では,少々ややこしい位相角に焦点を当てて解説します。
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スライドの目次
- 本記事を読む前に
- 空間的な位相角と時間的な位相角
- 電気回路上では時間的な角度のみ考える
- 3相座標系は空間的な角度
- α-β座標系も空間的な角度
- d-q回転座標系はちょっとややこしい
- d,q軸上の電流の時間的なズレのイメージ
- d,q軸上の電流の空間的なズレのイメージ
- 空間も時間もどちらも考える場合