同期モータの電圧方程式ー②3相座標系⇒α-β座標系への変換(Clarke; クラーク変換)ー

モータ技術

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スライドの目次

  • 本記事を読む前に
  • 同期モータの電圧方程式
  • u,v,w相鎖交磁束
  • 3相座標系におけるインダクタンス
  • 電圧方程式の計算
  • 3相座標系⇒α-β座標系への変換
  • α-β座標系における電圧方程式
  • α-β座標系の電圧方程式の解釈
  • α-β座標系のインダクタンス
  • α-β座標系の界磁磁束ベクトル

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コメント

  1. 熊谷 より:

    記事『同期モータの電圧方程式ー②3相座標系⇒α-β座標系への変換(Clarke; クラーク変換)ー』において,L1=-3/2Lasとしていますが,マイナスがつく物理的理由が気になります。

    • yuki より:

      こんにちは。
      鏡相インダクタンスL1は,L1=(Ld-Lq)/2の定義からわかるように,L1の符号によって突極機/逆突極機が判断できます。
      この記事では,逆突極機を前提として話を進めているので,L1<0となっています。(どこにも逆突極機とは記載していませんが。。。)
      通常の突極機だと,記事『同期モータの電圧方程式ー①3相座標系のインダクタンスー』内の
      u相自己インダクタンスの定義がLu=la+La+Lascos(2ωt)となるので,計算を進めるとL1>0となります。

      • 熊谷 より:

        返信ありがとうございます。
        頂いたコメントと,「逆突極機」というキーワードで検索に引っかかった道木先生の『シンクロナスリラクタンスモータにおける拡張誘起電圧モデルとその主磁束方向の選択法』という論文読ませて頂きまして理解できました。

        なるほど,順突極モデルと逆突極モデルというのがあるのですね。
        教科書によって載っているインダクタンスの定義が違ったりするのはそういうことだったんですね。

        大変参考になりました。ありがとうございます。

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