同期モータの電圧方程式ー①3相座標系のインダクタンスー

モータ技術

電圧方程式は同期モータを記述する基本式の一つであり,モータ制御などにおいて非常に重要な役割を果たします。電圧方程式にはモータパラメータとしてインダクタンスが登場し,3相座標系においてその扱いは非常に難しいです。本記事では,電圧方程式内の3×3インダクタンス行列の導出について説明します。

(21/2/16 追記)この相互インダクタンスの導出、必要十分じゃないですね。。。時間ある時に考えて修正します。。。

(22/1/23 追記)相互インダクタンスの導出に関する考察記事を書きました。

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スライドの目次

  • 本記事を読む前に
  • 電圧方程式とは
  • 同期モータの電圧方程式
  • u相鎖交磁束
  • u,v,w相鎖交磁束
  • 自己インダクタンスは回転子位置で変化する
  • u相自己インダクタンスの周期性
  • 自己インダクタンスの周期性
  • u相電流によるu相鎖交磁束
  • u相電流によるギャップ磁束
  • u相電流によるv相鎖交磁束
  • 相互インダクタンスの導出
  • 相互インダクタンスの周期性
  • 非突極モータは理解しやすい

質問・コメント等ございましたら,コメント欄,メールやTwitterよりご連絡ください。

コメント

  1. 高野 より:

    初めまして。説明がとても分かりやすく理解しやすいため参考にさせて頂いています。
    一点教えて下さい。P11のφu(α)を2/Π*La*cosα+(2/Π*Las(cos(α-2ωt))と置いてますが、この式はどのように導出するのでしょうか。

    ご教授頂けますと幸いです。よろしくお願いいたします。

    • yuki より:

      こんにちは。質問ありがとうございます。
      結論から申し上げますと、追記にもありますが、おそらくこの導出は正しくありません。
      作成当初は、積分後にインダクタンスの定義に合致するように定義しました。(ので必要十分でないです。)
      調査中ですが、明快な答えに辿り着いていないのが現状です。。。

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