d-q回転座標系

モータ技術

dq回転座標系に6n次高調波が発生する直感的な解釈

同期モータでは、振動や騒音といった特性が一つの重要課題となっています。これらの特性の主要因の一つが、電流や磁束の高調波です。本記事では、dq回転座標系において6の倍数次高調波が発生する直感的な解釈について説明します。 関連する計算は↓...
モータ技術

同期モータの電圧方程式ー⑤d-q回転座標系⇒3相座標系への変換ー

電圧方程式はモータの重要な基本式の一つです。本記事では,d,q軸電圧方程式を3相上の電圧方程式に逆変換を行い,d,q軸電圧方程式の導出に使用し3相電圧方程式が復元できることを確認します。そこから,3相座標上の相互インダクタンスがdq軸上...
モータ技術

IPMSMのid-iq平面上におけるMTPA制御曲線を導出する

埋込磁石同期モータ(IPMSM: Interior Permanent Magnet Synchronous Motor)の代表的な制御法として,最大トルク/電流(MTPA: Maximum Torque Per Ampere)制御がありま...
モータ技術

同期モータの相電流実効値と電機子電流の関係は,銅損経由だとイメージしやすくなるよ,という話

同期モータについて勉強したての頃は,電流だけで何種類も登場して混乱してしまう方も多いかと思います。私の場合,相電流と電機子電流の使い分けがうまくイメージできませんでした。特に, $$ I_a = \sqrt{3}I_e  $$ ...
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同期モータの電圧方程式ー④d,q軸鎖交磁束を用いた導出ー

電圧方程式はモータの重要な基本式の一つです。前記事までは,d,q軸電圧方程式をd,q軸インダクタンスと界磁磁束で表現していました。必要に駆られて,d,q軸鎖交磁束を用いた電圧方程式を導出したため,備忘録的にその導出過程をまとめます。 ...
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同期モータの電圧方程式ー③α-β座標系⇒d-q回転座標系への変換(Park; パーク変換)ー

電圧方程式は同期モータを記述する基本式の一つであり,モータ制御などにおいて非常に重要な役割を果たします。本記事では,非突極同期モータのインダクタンス高調波を含んだ電圧方程式のα-β座標系からd-q回転座標系への変換(Park; パーク変...
モータ技術

モータ理論式における位相角は時間?空間?

モータの理論式には様々な三角関数(sinやcos)が登場します。その位相角は時間を表現するものと空間を表現するものがあり,それらを混同して考えると理論式への理解が不十分になってしまいます。本記事では,少々ややこしい位相角に焦点を当てて解...
モータ技術

インダクタンスの直感的理解

モータのステータ(固定子)にはコイルが巻かれているおり,モータのインダクタンスは運転特性を議論する上で非常に重要な特性となります。本記事では,物理的な捉え方を中心にインダクタンスについて説明します。 大きい画面で表示したい方はこちらか...
モータ技術

d-q回転座標系のお話-③物理的解釈-

同期モータでは、平衡3相交流によって生じる回転磁界やロータ(回転子)と同期しながら回転するd-q回転座標系を考えます。本記事では、PMSMにおけるd-q回転座標系の物理的な解釈を説明します。 大きい画面で表示したい方はこちらからご覧くださ...
モータ技術

d-q回転座標系のお話-②座標変換行列-

同期モータでは、平衡3相交流によって生じる回転磁界やロータ(回転子)と同期しながら回転するd-q回転座標系を考えます。本記事では、この3相座標系からd-q回転座標系への変換行列について説明します。 大きい画面で表示したい方はこちらからご覧...
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