同期モータのトルク式の導出の際に、「フレミングの左手の法則から、電機子電流ベクトルと電機子鎖交磁束ベクトルの外積を考える」という説明がなされることが多いです。本記事は、なんでそれでトルクが導出されるの?という理由付けを行います。最後のスライドにも記述していますが、本スライドは厳密な説明ではございません。こういう考え方もできるのかー、くらいに捉えていただけると幸いです。
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スライドの目次
- モータではトルクを扱う
- 電流と鎖交磁束の外積?
- 初等物理から理解してみる
- d,q軸上のコイルを仮定
- d,q軸上の電機子電流と鎖交磁束
- 電機子鎖交磁束の変換
- トルクの計算
- この説明の正確でないところ